tama’s diary

慢性腎臓病の猫の治療記録

2021-01-01から1年間の記事一覧

血中フリー体AIM増加用組成物 特開2021-75545

「猫が30歳まで生きる日」の著者 宮崎徹さんのAIMに関する特許が公開されていたので読んで、簡単に要約してみました。 本の中で著者宮崎先生は「ドリアンに含まれる物質にAIMを活性化し、IgMから外す作用があることを見出した。2018年には活性化する食品添加…

猫は吐く動物…

猫さんは毛玉、ごはん、草、良く吐きます。 でも病気のサインかもしれません。 高齢であれば、甲状腺機能亢進症糖尿病(多飲多尿)腎臓病(多飲多尿)腫瘍(がん)便秘(巨大結腸症)などの初期症状のサインかもしれません。 まだまだ若いからと油断もできま…

東京大学附属動物医療センターの治験での不適切な対応

詳しくは分かりませんが、不適切な臨床試験が行われていたと報告されていました。臨床試験そのものが間違っていたのではなく、試験した獣医さんの中に間違った対応をしていた人がいたのだと思いますが、未知の薬を試す時は本当に気を付けなければいけないと…

腎臓について(人の場合)

猫の腎臓を勉強するために、ヒトの腎臓についても調べましたのでまとめてみました。 腎臓の機能は一度低下すると元に戻すのは難しいと言われています。腎臓は血液を濾過して必要な物は再吸収、不必要な物は尿にして体外に排出してくれています。体にとって非…

尿路系疾患のトイレ「結晶と血尿」

トイレの砂は白い紙砂を使っています。なぜなら、オシッコの色が分かるからです。青く色の付くのがあり片付けるのが楽ですが、オシッコの変化に気付くことが出来ません。システムトイレも色の変化に気付くため白い色の物をお勧めします。また、システムトイ…

血圧測定:出来たらいいね

血圧測定、、、 猫ちゃんはストレスを感じやすい為、動物病院で測定するのはとても難しいです。じっとしていられなく200とかになります。人間でも病院に行くと血圧が上がってしまう方はよくいます。そのため、血圧が正常か高めか測定せずに、血圧を低下させ…

猫の飲水量を増やすために(腎臓を守ろう!)

はじめて猫を飼った頃はお皿に水を入れてあげてました。 それで十分と勝手に思ってました。 しかし、腎臓病になる猫が多いと知り、腎臓を守るためには猫ちゃんに水を飲んでもらう工夫をすることが大事と分かり、ネットで調べたりして色々試しています。 ①流…

皮下点滴「肺水腫に注意」

慢性腎臓病で皮下点滴を始めて、獣医さんが気を付けて下さったことに「肺水腫」があります。私の猫ちゃんは大人しく点滴をしていたのですが、最後は嫌がったので、最後は必要なかったのかなあと思います。私は通うのに疲弊したので、自宅で点滴していました…

鼻炎の猫

鼻炎の猫がいました。 花粉の時期は酷くなりました。 部屋を綺麗に保ったりしても鼻水、くしゃみが治らなくて、いろいろ試行錯誤した結果、トイレの鉱物砂をDCMの紙砂に変えたら花粉の時期以外は治りました。 それから、猫ちゃんは尿路系疾患が多く、白い紙…

子猫の餌「下痢を治すために」

元気がある場合はそれほど心配することはないと思います。 通常、食欲があって便が軟らかい場合は、寄生虫、食べ過ぎ、フード、感染症などが考えられます。元気なら、治療は消化器を休めるために1回か2回絶食します。その後、ウンチが良くなってきたら、消化…

腎臓病の猫 No.4 「ラプロス」

Cre2.5でステージがあまり進んでいない高齢猫に、進行しないようにラプロスを使ってみることにしました。 ・ラプロスについて 「ラプロスの有効成分であるベラプロストナトリウムは、血管内皮細胞保護作用、血管拡張作用、炎症性サイトカイン産生抑制作用及…

猫の血圧測定装置「エルデ」

血圧測定装置「エルデ」 エルデ ペットの血圧計 / TOPページ (erde.co.jp) データを比べるときは同じ部位の結果を見比べるといいと思います。尻尾は腕より高めに出る傾向があります。普段から慣れさせておき、落ち着いている時に測定するのがいいと思います…

里親さんへの譲渡「譲渡契約書」

里親さんへ仔猫を何匹か譲渡しましたが、譲渡契約書を作りませんでした。良好な関係を続けてくださる里親さんがほとんどですが、そうではない方もみえますので、子猫ちゃんの心配を最小限にするために譲渡契約書は作った方がいいと思いました。子猫を渡して…

回虫駆除薬「ソルビー」

クレデリオはノミダニだけなので、回虫駆除は「ソルビー」という薬を使っています。 仔猫の場合、母から移行した回虫は1カ月経たないと駆除できないそうです。 クレデリオに回虫もノミと同時に駆除できるタイプもありますが、猫での安全性が確かめられていな…

ノミ治療薬「クレデリオ錠」

ノミ駆除剤は一般的に首の裏側に垂らすスポイトタイプのものが使われますが、野良猫には付けてあげるのが難しいので、クレデリオ錠を使っています。 この製品は以下の事に注意が必要です。 1.妊娠・授乳中の安全性は確かめられていない 2.2ヶ月以降 3.…

腎臓病の猫 No.3 「フード」

購入した腎臓病の猫のエサをまとめました。ウェットタイプはミルサーでトロトロにして温めてあげました。ドライも少し温めるといいと思います。https://tamaspringhascome.hatenablog.com/entry/2022/07/25/122721 100円のすり鉢でもOKです。付属のすりこ木…

腎臓病の猫について No.2「慢性腎臓病の2年間の記録」

去年、虹の橋を渡った慢性腎臓病の猫ちゃんの記録です。 14才2月 体重3.9kg Cre2.2 BUN40 15才2月 多飲、多尿、脱水症状が見られ病院に行く。 脱水は背中の皮膚をつまむと戻りが悪くなったので気付いた。 週1回160ml皮下輸液開始。 高齢(10才)になってから腎…

腎臓病の猫について No.1

腎臓病の猫ちゃんの記録を残したいという思いと はじめて猫ちゃんが腎臓病になった飼い主さんに参考になればと ブログを始めました。 動物関係の資格を持っていませんが、少しでも何か出来ればと思いました。 猫ちゃんを飼い始めて30年 腎臓病のネコちゃんを…