去年、虹の橋を渡った慢性腎臓病の猫ちゃんの記録です。
14才2月
体重3.9kg Cre2.2 BUN40
15才2月
多飲、多尿、脱水症状が見られ病院に行く。
脱水は背中の皮膚をつまむと戻りが悪くなったので気付いた。
週1回160ml皮下輸液開始。
高齢(10才)になってから腎臓病の予防のために、エサはヒルズk/dドライとk/d缶156gにしている
15才7月
体重3.8kg Cre2.9 BUN61
今までのエサを食べなくなったので、同じヒルズのk/dシチュー缶82gに変更してみたら食べた。
このシチュー缶を少し食べてみたら、今までの不味い156gの缶より美味しかった!高いだけのことはある。チキン味とまぐろ味があって、米や人参が入っていて、アレルギーの猫ちゃんには合わないかもしれないけれどよく食べてくれた。食欲がない時はまぐろ味の方が食いつきがいい。普段、チキン味でまぐろ味は食欲がないときに取っておいた。
それから、ウェットタイプはミルサーでとろとろにして消化しやすくし、レンジで温めてあげた。
15才12月
食欲不振
ロイヤルカナンの腎サポートウェット(チキン味、フィッシュ味)は食べてくれた。
腎臓病になると血圧が上がる猫もいると知り、血圧も測定したが普通だった。
ペット用のエルデで測定(1万円以下で購入したが今は高くなってる!!)
普段から測定器を出しておきビックリしないように慣れさせたためか測定に苦労しなかった。腕やしっぽで測定した。難しい猫にはしっぽが楽。
エルデと同じもので安いのを見つけました!
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なぜ、血圧を測定しようと思ったのか、、、
セミントラという血圧の薬を処方してもらい、少し飲ませたら、くたっとぐったりして具合が悪くなったので中止しました。
血圧が下がり過ぎたためではないかと心配になり、その後、血圧計を買って測定したら正常でした。正常の猫に飲ませたから、ふらふらになったと思います。
猫ちゃんで慢性腎臓病になる子は全体の約80%、その中で高血圧になる子は約20%と言われています。
慢性腎臓病の猫は血圧が上がることがしばしばあるが、猫は病院では興奮するので、血圧を測定するのが難しく、測定せずに血圧の薬を処方するようで、、、
でも私の猫の様に正常な血圧の猫に処方されたら困る!
同じことが起きないように、他の猫は健康な時から測定することにしました。
16才4月
体重3.9kg Cre3.5 BUN67
補液週2回180ml
スペシフィックの腎臓用(ウェット)は食べてくれたが、だんだん食べなくなりました。
ロイヤルカナンの腎サポートセレクション(ドライ)は食べる。
今まで好きだったk/d シチューツナはあまり好きではないようだ。
とにかく、食べてくれるエサを探しました。
AIXIA、ささみペースト、フォルツア10(魚)、Dr'sケア、アニモンダ、ビオナチュレ、
日清キドニーキープ、三ツ星グルメ(15才、18才)、チュール(鶏ささみ、腎臓に配慮)など。
病院用の療法食に拘らず、市販の腎臓に配慮しているエサも試しました。
とにかく食べて欲しかった。
16才5月
鼻血 抗生物質
16才6月
体重3.9kg Cre5.3 BUN77
痙攣して酸素室に暫くいました。
補液週3回に増える。
16才7月
吐き気止めを処方してもらう。
16才11月
体重3.9kg Cre7.18 BUN100
補液を自宅で毎日120mlしたが脱水なので、160mlに増やす。
水が溜まってないか(肺水腫)エコーで確認したが、大丈夫だった。
足がふらつく。
食べない日は注射器で強制給仕。
寒くなったので首巻をする。
16才12月
オムツをする。
尿量が少なくなってる。
水も飲みに行くけど飲まない。
補液を途中で嫌がり140mlまで。
その後から呼吸が激しくなりお腹でする。
血圧120/190 高い!
水が溜まったのかと思い聴診器で心音を聞いたが正常。
フラフラだけど歩いて移動して辛そう。
しゃっくりのような呼吸をする。
夜中呼吸が浅くなり横たわり起きれない。心音雑音あり。
朝になったら病院に連絡しようと思ったが、虹の橋を渡る。
思う事、、、
寿命かもしれないが。
脱水時の補液の量の調整が難しかった。肺水腫にならないように気を付けていました。肺水腫にならなかったのは獣医さんが点滴量に注意してくれていたからだと思います。体格や症状によって点滴量は変わってくるので、自宅でされている方は時々診てもらった方が良いと思います。
出来る限りの事はしたつもりだけれど、血圧がいつから高くなっていたのか分からない。家で測定できたのだから、もう少しこまめに測定して気付いてあげればよかった。。。
エサはCreがまだ正常値の時から腎臓用の療法食にしてたけれど
(数値にあらわれたステージ1の時はすでに腎臓の機能は1/3だから)
最近は、数値が高くないときは普通の食事でいいという報告もあるようです。
どちらが良いかはまだ分かっていないようです。
ヒトの場合、高齢で入院して看取られるとき、だいたい亡くなる前は腎臓が弱り尿量が減るそうです。尿量が少なくなると…近いと思うそうです。そのような時に点滴していると尿が出ていないので、足や顔が浮腫んできます。
別のメス猫(推定10歳くらい)が少し脱水傾向だったので、k/dドライにかえたら、脱水が治りました(⌒∇⌒)
早目に腎臓病療法食に変更するのがいいなかなと思いましたが、一般的には初期のうちは療法食にしない方がいいようです。
最近、鉄玉子で湯冷ましを作りあげている方をしりました。
貧血になったらそれも試そうかなと思っています。
https://tamaspringhascome.hatenablog.com/entry/2022/06/07/113957
#トムくんさんの通院記録(他の方の記録です)
https://chiebukuro.yahoo.co.jp/user/115211155