tama’s diary

慢性腎臓病の猫の治療記録

延命治療

延命治療には、積極的なものと消極的なものがあると思います。

1.積極的:輸血など高度医療

2.消極的:点滴、飲み込んでくれる場合の強制給仕、抗生物質などの薬、酸素室など

私はもう少し一緒にいたいという気持ちと楽になってほしいという願いから、消極的延命治療をしています。慢性腎臓病は治る病気ではありませんので、そういうことは願いません。

 

#猫老の延命治療と必要性

https://petlly.jp/column/pass-away/cat-care/

老猫に延命治療はしたくないという方も少なくないでしょう。
高齢で弱っている猫や、基礎疾患があるなど余命が短い老猫に、これ以上治療をするのはかわいそうだと感じる方もいるようです。
しかし、延命治療のなかには、猫の老衰による症状を緩和するための処置もあります。

ここでは、老猫の状態を良好にするための処置法を紹介します。
ただし、必ずしも良好になることを約束できるものではありません。病気や状態によってはできないこともあるため、処置は獣医さんの指示に従ってください。

・皮下点滴
皮下点滴は、猫の背中部分(皮下)に生理食塩水を入れる方法です。
静脈点滴よりも輸液の吸収速度は劣りますが、時間が短いことや身体への負担が少ない、自宅で飼い主さんがおこなうこともできるというメリットがあります。
皮下点滴では、脱水症や貧血、慢性腎不全の治療などに効果が期待できます。

・強制給餌
自力で食事が摂れない場合、飼い主さんがエサを食べさせる強制給餌という方法があります。
スポイトで餌を口の中に流し込んだり、団子状にしたエサを口の中に入れたりすることで、食べないことで起こる栄養失調や脱水症状を回避し、体力をつける目的があります。しかし、老衰が進んでいる場合、無理に胃に入れても消化吸収ができないこともあります。また、無理やりエサを食べさせることは、可哀そうだと感じる方もいるでしょう。強制給餌は、基本的に回復の見込みがある場合におこなうことが多い処置法です。
老猫に強制給餌をするか否かは、愛猫の状態や飼い主さんの意思でおこないましょう。

・酸素吸入
老衰により呼吸器が衰え身体が酸欠状態になると、全身にさまざまな症状が現れます。
酸素吸入は体内の酸素濃度を高め、酸欠を緩和し体を楽にする効果が期待できます。
猫への酸素吸入は、酸素室に猫を入れて吸引させる方法が一般的です。
酸素吸入は自宅でもできるので、猫にとってストレスや負担の少ない処置です。