tama’s diary

慢性腎臓病の猫の治療記録

糞線虫 治療薬イベルメクチン 手指の消毒70%エタノール

糞線虫の薬

イベルメクチン

https://www.kyoritsuseiyaku.co.jp/products/detail/product_20174.html

ドロンタールでは駆除できない

 

アイボメック:1mL中にイベルメクチン10mgを含有する。(10mg/ml)

希釈液(2mg/ml)を貰い、0.1メモリ/kgで空腹時服用。

食べ物で2.5倍に効果が上がるので、フードに混ぜたので半量にした。

https://www.boehringer-ingelheim.jp/animal_health/products/ivomec

 

腸管糞線虫症治療薬イベルメクチン(ストロメクトール)の薬理作用
-作用メカニズムと臨床試験成績

https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/122/6/122_6_527/_pdf

重症例の医療処置などに際しては,排 泄物からの接触感染にはやは り十分注意する必要があると思われる.感 染予防に関しては,佐 藤8)は本虫 はエタノール,ヨード液により死滅することを報告 してい る.

ポピドンヨードに殺虫効果があると報告しており,著者らの検討でも5分の浸漬で生虫は認められず有効である.しかし,エタノールは速効性であるが持続性がなく揮発するため, 手指や医療器具の表面の拭き取りなどには有効と思 われ る。

糞線虫に汚染された医療器具の消毒は特に他の感染症がなければ0.5%塩酸アルキルジア ミノエチルグ リシンを使用するのが望ましい.しかし,感 染症の検査を十分にしていない場合には2%グルタラールを使用すべきである.
また,リ ネンなど耐 熱性のものは70℃以上の温水による消毒が最も有効であ る.
一方 ,手指などが汚染された場合には70%以上のエタノール,ポ ピドンヨードによる消毒でよいと思われる.

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsei1986/17/4/17_4_346/_pdf

治療前の糞線虫症患者より培養, 分離した糞線虫虫体を用い, 各種消毒薬の効果について検討した.消毒薬は0.2%及び0.5%塩酸アルキルジアミノエチルグリシン, 5%ポピドンヨード, 1%及び2%グルタラール, 強酸性水を用い, それぞれ虫体浮遊液と5分, 10分, 15分, 30分, 60分浸漬した.その後普通寒天平板法にて24時間, 48時間後に虫体の有無, 生死について判定した.0.2%塩酸アルキルジアミノエチルグリシン液, 1%グルタラール, 強酸性水は無効であったが, 0.5%塩酸アルキルジアミノエチルグリシン, 5%ポピドンヨード, 2%グルタラールは殺虫効果を認めた.以上よりエタノールやポピドンヨードあるいは加熱などによる消毒が行いにくい医療器具に関しては0.5%塩酸アルキルジアミノエチルグリシン, 2%グルタラールに60分以上浸漬する方法が適している.

https://cir.nii.ac.jp/crid/1390282679413696512

 

メス成虫:2~3mm オス成虫:1mm

 

http://www.chiringi.or.jp/k_library/ippan/kisei/a-07.htm

 

https://medical.jiji.com/medical/025-0005-01

糞線虫は,本来は小腸の粘膜内に寄生するが,免疫力が低下している患者では尿中から糞線虫がみられる場合がある。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jamt/66/J-STAGE-1/66_17J1-3v/_html/-char/ja

https://amda.or.jp/old/contents/database/2-8/k.html

 

糞線虫の生態と病態を探る糞線虫の生態と病態を探る

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu1962/39/8/39_8_513/_pdf

 

犬猫の消化管内寄生蠕虫の生態と駆除法

猫と犬の消化管内寄生蠕虫駆除剤
「ドロンタール錠」と「ドロンタールプラス錠」

https://chikusan.elanco.com/sites/g/files/adhwdz761/files/2020-04/douyaku-58.pdf

 

パモ酸ピランテルおよびイベルメクチン投与によるラットの蝶虫Syphaciamurisの
効果的な,駆虫について

http://home.t00.itscom.net/iwakit/pinw/Kubo1999.pdf

 

ヒトも感染した場合

ヒトの宿主では、寄生しているオスはいない。そして、寄生のメスは長くて細く、長さは2.0-3.0mmである。吸血性ではない。

環境ではラブジチス型幼虫がフィラリア型幼虫に発達(direct cycle)するか、オス
とメスの両方をもつ自由世代の成虫になる(indirectcycle)。自由世代のオスの成虫は長さが最大750µmである。自由世代のメスは最大1.0 mmである。

https://www.info-cdcwatch.jp/views/showbin.php?id=131&type=73&.jpg#:~:text=%E5%B0%8F%E3%81%95%E3%81%AA%E7%9B%AE%E7%AB%8B%E3%81%9F%E3%81%AA%E3%81%84%E6%A3%98%20%EF%BC%88%E8%B5%A4%E3%81%84%E7%9F%A2%E5%8D%B0%EF%BC%89%E3%81%AB%E6%B3%A8%E7%9B%AE%E3%80%82&text=%E7%B3%9E%E7%B7%9A%E8%99%AB%EF%BC%88Strongyloides%20stercoralis,2.0%2D3.0mm%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82

糞線虫症の患者は全て治療すべきである。治癒率はアルベンダゾールよりイベルメクチンの方が高い(1)。

糞線虫症の治療終了後は,2~4週間後に便検査を繰り返すことで,治癒を証明すべきである。便が陽性のままであれば,再治療が適応となる。

糞線虫(Strongyloides)属の幼虫は,汚染された土壌を裸足で歩くヒトの皮膚から体内に侵入する。
幼虫は血流に乗って肺に到達し,肺胞を通過して気道を上行し,続いて嚥下された後に腸管内で発育する;成虫が産んだ虫卵が腸管内で孵化し,幼虫が放出される;幼虫は,感染性のフィラリア型幼虫に発育し,体外自家感染または体内自家感染を引き起こし,サイクルを永久的に繰り返しうる。
症状としては,発疹,肺症状(咳嗽や喘鳴など),下痢を伴う腹痛などがある。
合併症のない感染症は,イベルメクチンにより2日間治療する;代わりにアルベンダゾールを7日間投与することもできる。

https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB/13-%E6%84%9F%E6%9F%93%E6%80%A7%E7%96%BE%E6%82%A3/%E7%B7%9A%E8%99%AB-%E7%B7%9A%E5%BD%A2%E5%8B%95%E7%89%A9/%E7%B3%9E%E7%B7%9A%E8%99%AB%E7%97%87#:~:text=%E7%B3%9E%E7%B7%9A%E8%99%AB%E7%97%87%E3%81%AE%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%A7%E3%81%AF%EF%BC%8C%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%80%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%AB400mg,%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E5%A0%B4%E5%90%88%E3%82%82%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82

MSDマニュアル プロフェッショナル版 糞線虫症

https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB/13-%E6%84%9F%E6%9F%93%E6%80%A7%E7%96%BE%E6%82%A3/%E7%B7%9A%E8%99%AB-%E7%B7%9A%E5%BD%A2%E5%8B%95%E7%89%A9/%E7%B3%9E%E7%B7%9A%E8%99%AB%E7%97%87#

イベルメクチン耐性糞線虫(羊)

http://www.nlbc.go.jp/tokachi/kachikueisei/eiseijouhou/ronbun/s_refusia.pdf

我が国における牛消化管内線虫の駆虫薬剤耐性に関する研究

https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-21580382/21580382seika.pdf

糞線虫(ふんせんちゅう)—無視されてきた虫— 沖縄県

http://www.hosp.u-ryukyu.ac.jp/sga/PublicInformation/SerializationInOkinawaTimes_170128.pdf

糞線虫過剰感染症候群における呼吸器合併症と画像所見

https://kenkyuukai.m3.com/journal/FilePreview_Journal.asp?path=sys%5Cjournal%5C20190620112034%2D1D97141A9AE0A3C67B4B725CD6B4810426ADC8FDE713307AD69442AE70CE7002%2Epdf&sid=116&id=3368&sub_id=49621&cid=471

沖縄の糞線虫症について

https://www.pref.okinawa.jp/site/hoken/eiken/syoho/documents/s03_1-8.pdf

黒毛和種繁殖農家で発生した突然死型乳頭糞線虫症を疑う症例

https://www.pref.oita.jp/uploaded/attachment/2135078.pdf

人体寄生線虫卵 とま ぎらわ しい人尿中の不明線虫卵 について

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrm1952/8/1/8_1_57/_pdf/-char/ja

感染症の検査方法 栃木県県央家畜保健衛生所

https://www.pref.tochigi.lg.jp/g66/work/nougyou/zenpan/documents/1220490663533.pdf

図1:10%中性ルゴール液で固定し1年以上保存した動物プランクトン試料。茶褐色に染色されるが、チオ硫酸ナトリウムにより脱色することが可能。

https://www.nipr.ac.jp/info/notice/20201224.html