サプリメントの服用によって、様々なトラブルが起きていることもまた事実なのです。
というのも、様々なサプリメントを同時に与えていると、知らず知らずのうちに同じ成分が大量摂取されてしまっている可能性があるからです。
「薬品」の場合には、同じ成分を大量摂取してしまうと危険なため、処方される時にはきちんと医師または薬剤師によって飲み合わせ等の指示があります。
ですがサプリメントの場合には、服用に関しては全て自己判断になります。
そのため、過剰摂取による副作用が起きてしまっているケースもあるのです。
サプリメントの服用によって、様々なトラブルが起きていることもまた事実なのです。
というのも、様々なサプリメントを同時に与えていると、知らず知らずのうちに同じ成分が大量摂取されてしまっている可能性があるからです。
「薬品」の場合には、同じ成分を大量摂取してしまうと危険なため、処方される時にはきちんと医師または薬剤師によって飲み合わせ等の指示があります。
ですがサプリメントの場合には、服用に関しては全て自己判断になります。
そのため、過剰摂取による副作用が起きてしまっているケースもあるのです。
https://wanchan.jp/healthcare/detail/1222
https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail3385.html
・子宮内膜ポリープの既往歴がある早期閉経42歳女性 (アメリカ) が、マルチビタミン、朝鮮ニンジン、gui yuan rou、アスタキサンチン、クコ、セレン、ノコギリヤシ、ブドウ種子抽出物、柑橘由来バイオフラボノイド、ルテイン、ゼアキサンチン、レスベラトロール、クロレラ、スピルリナ粉末、植物性セラミド、植物性エストロゲン、グルコサトリン、ブロメライン、ハチ花粉を含む多数のサプリメントを、推奨摂取期間以上摂取し続けたところ (摂取量等不明) 、異常行動をとり急性精神病と診断された。サプリメントの摂取中止と加療によって回復し、Naranjo Adverse Drug Reaction Probability Scale (有害事象と被疑薬物の因果関係評価指標) はpossibleであった (PMID:28629290) 。
・再発性ホジキンリンパ腫、糖尿病、リウマチ性関節炎のため、メロキシカム、サラゾスルファピリジン、ファモチジン、ベンズブロマロン、アルファカルシドール、プレドニソロン、ロキソプロフェンを服用中の52歳男性 (日本) が、ゲルソン療法のジュース (ニンジン4~5 kg/日、リンゴ200~300 g/日、推定カリウム摂取量16,000 mg/日以上)を12日間摂取したところ、重度の高カリウム血症を発症し、摂取中止と加療により治癒した (PMID:16083995) 。
・転移性ユーイング肉腫で手術、化学・放射線治療歴のある16歳の女性 (中国)が、標準治療を中止し、3週間のゲルソン療法 (カリウムを添加した果物・野菜ジュースとナイアシン、アシドール (塩酸ベタイン、ペプシン含有) 、コエンザイムQ10、セレン、消化酵素、プロバイオティクスを8回/日摂取、コーヒー浣腸を2回/日、レートリル注射を5回/週、肝臓抽出物の筋肉注射を2回/週、温浴療法を3回/週、高圧酸素療法45分間を3回/週、磁気療法8分を2回/日) を受けたところ、衰弱、貧血、下肢麻痺と感覚消失および尿閉を呈し、転院後のMRI検査で広範囲の転移と腰椎の圧縮破砕が認められ、6週間後に死亡した (PMID:28062429) 。