tama’s diary

慢性腎臓病の猫の治療記録

猫専用アレルギー検査 (ノミ、カビ、樹木、食物)

http://www.aacl.co.jp/inspection/ige_cat.html

ヒトと同じくらい詳しく出来るようです。

しかし、アレルギー検査で陽性だったら、それが必ずアレルギーを起こす物質と言うわけではない。アレルギー体質という事が分かる。

身体が反応していそうだねという事は分かるが、それが、喘息、アトピーの犯人かと言うと分からない。なかなか難しい。

その点で精度はまだ低い。

ある程度、体質を方向付けることは出来るので、反応している物は避けていく。

例えば、窓を開ける時間を減らしたり、空気清浄機を置いたり、生活を改善する。

フードをやみくもにいろいろ探すよりは、反応していない物から試す。絶対ではないが大まかな方針としてアレルギー検査は使える。

 

測定アレルゲン一覧
節足動物
 ヤケヒョウヒダニ
 コナヒョウヒダニ
 アシブトコナダニ
 ノミ
★蚊
 カビ
 アスペルギルス
 アルテリナリア
 クラドスポリウム
 ペニシリウム
★樹木
 ニホンスギ
 シラカン
 ハンノキ
 キク科植物
 ヨモギ
 オオブタクサ
 アキノキリンソウ
 タンポポ
 フランスギク
 イネ科植物
 カモガヤ
 ハルガヤ
 オオアワガエリ
 ホソムギ
 ギョウギシバ
★肉系
 鶏肉
 卵白
 卵黄
 七面鳥
 アヒル
 牛肉
 牛乳
 羊肉
 豚肉
 魚系
 カツオ
 マグロ
 サケ
 タラ
★植物系
 小麦
 トウモロコシ
 米
 大豆
 ジャガイモ

でもこちらの↓HPに精度が良くないと書いてありました。

https://nekopedia.jp/feline-allergy/

フィラリア予防薬 イベルメクチンについて

フィラリアの幼虫(ミクロフィラリア)を駆除するシンプルな錠剤には、イベルメクチンやミルベマイシンなどの駆虫成分が含まれています。

 

フィラリア予防薬 ~イベルメクチンについて~
hearts 2011年6月17日 院長コラム
少し遅くなりましたが、今時期のフィラリア予防薬についてのお話です。
地域によって予防する期間は異なりますが、現在 使われているフィラリア予防薬はほとんど同じです(各メーカーから色々なタイプの薬が出ています)。
今回は、数あるフィラリア予防薬の中で、イベルメクチン製剤についての情報です。
イベルメクチンという薬は、フィラリアの予防だけでなく、疥癬カイセン)や毛包虫症(アカラス)、ミミダニやその他線虫類の駆虫など広範囲の駆虫効果を持った駆虫薬です。
もちろん、薬ですので上記のような作用の他に、下記のような副作用出る事があります。

副作用として見られる主な症状は神経症状と言われるもので、
散瞳や沈うつ、よだれ、嘔吐、運動失調、振戦、意識障害、徐脈、呼吸低下、昏睡などがあり、最悪の場合、亡くなることもあります。

この副作用がどうして発現するか…
① 簡単に言うと、
通常、脳にイベルメクチンの影響が出る事はありません。
ですが、血液脳関門」(脳内に薬物が入らないようにバリア構造になっている場所)の働きが悪く、脳がイベルメクチンの影響を受けるためです。
② 細かく言うと、その現象は、
“MDR1遺伝子”の欠損により引き起こされます。
この遺伝子は、体内に入ってきた薬物(異物)が脳や脊髄といった重要な組織に侵入し問題を起こさないように、薬物を汲み出す働きをしています。主に、血液脳関門に存在しています。また、類似の構造が腸管粘膜などにも存在し、食事のように口から摂取されたものに対し、有害物質が腸粘膜から吸収されるのを防いでいます。
 副作用が出る場合、このバリア構造が欠損 又は 不完全なために起こります。そのため、通常よりも多くの薬物が脳を含めた体内に入ることになり、副作用=中毒を起こすわけです。
副作用が出る可能性があるのは、
① コリーやシェルティ、ボーダーコリーなどのコリー系統の犬種
② 3ヶ月齢未満の子犬(血液脳関門が不完全なため)
③ フィラリア陽性の犬(急性フィラリア症を起こす可能性があるため)

そのため、①に関しては、
フィラリア予防薬にイベルメクチン製剤を使用する事に不安を持つ方もおられると思います(特にコリー系の犬種の飼い主さんは)。
実際のフィラリア予防のために用いるイベルメクチンは、とても低用量なので、一般的には“副作用の出る可能性は低い”という事になります。しかし、疥癬や毛包虫症の治療で使用するイベルメクチンは高用量での投与になるため、副作用が出る危険性が高くなります。
(ただし、低用量だから絶対に大丈夫とは言い切れません。)
それぞれの動物病院での考え方により処方される薬は異なると思いますが、当院では、コリー系の犬種にイベルメクチンを処方しないようにしています。上記のように、まず副作用の可能性はありませんが、同じフィラリア予防薬の中で、コリー系の犬種にも副作用が出ないような薬がある為、そちらを処方するようにしています。もちろん、飼い主さんの了承が得られればイベルメクチンも処方しています。
②に関しては、
年齢を確認すれば問題ありません。
③に関しては、
フィラリア予防薬を飲ませる前に毎年、必ず検査(血液検査)をしてから飲ませて下さい。薬を飲ませたと思っていても、どこかで吐き出していたり、下痢や吐き気があってうまく吸収出来ていない事もあります。それにより、感染した例も実際あります。
薬は使わないにこした事はありませんが、状態によっては使った方が早く治る場合があります。
そして、使う場合には、多かれ少なかれ副作用が付いてきます。
きちんと用量や使用方法を守って投薬すれば、問題が出る事は少ないと思います。もちろん、その薬の効果や副作用もしっかり聞いておく事が重要になります。聞きにくいと思わず、副作用が出た時に対応するのは飼い主さんですから、どんどん聞いて良いと思いますよ。

https://hearts-ac.jp/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%A2%E4%BA%88%E9%98%B2%E8%96%AC%E3%80%80%EF%BD%9E%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%EF%BD%9E/

糞便寄生虫検査 分かりやすいHP

https://www.ogasawara-ah.com/sick/?id=29

 

https://www.oceans-animal-clinic.com/cat-parasite/

 

https://www.elsa-hp.com/medicalcare/preventive/antiparasitic/

 

コクシジウムの話

瓜実条虫が一般的で、平たい紐状の寄生虫です。寄生率もかなり高いですが、難点があり、便検査では検出することができません。

http://ogatamaac.sakura.ne.jp/2016/07/26/%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E3%81%97%E3%81%9F%E7%8C%AB%E3%81%AE%E5%AF%84%E7%94%9F%E8%99%AB%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%81%E3%82%82%E3%81%86%E4%B8%80%E5%BA%A6%E6%95%B4%E7%90%86%E3%81%97%E3%81%A6/

猫の避妊手術の麻酔

避妊手術の12時間前からフードは食べれません。

当日は水も飲めません。

これは麻酔から覚める時の誤嚥性肺炎を避ける為です。

避妊手術のスケジュール例

https://midorigaoka.vet/cat_contraception

また、卵巣のみを摘出した場合、残された子宮にあとあとになって膿がたまることがあるので、必ず、子宮と卵巣の両方を摘出します。

https://www.hikarigaoka.net/staffblog/post-87/

 

※安全性でいうと吸入麻酔が明らかに有利であるため、現在では短時間の手術でも吸入麻酔を使用する病院がほとんどです。

https://www.irisplaza.co.jp/media/A13922061537

 

麻酔のかけ方を説明したHPです⇩

https://www.hikarigaoka.net/staffblog/post-1631/

前日

https://www.hikarigaoka.net/staffblog/post-1623/

術後、体調不良になったこと

https://www.hikarigaoka.net/staffblog/post-499/

再び妊娠してしまうのを避けるために、仔猫が離乳したのち発情が戻るまでのできるだけ早い時期に避妊手術を行うのがベスト、ということになります。これは、出産後1ヶ月程度が目安といえます。 ただし、ここで注意すべきポイントが一つあります。 出産後の子宮は比較的脆い状態になっており、慎重な手術が必要になります。離乳の頃には子宮は再び通常の状態に戻ってはくるのですが、あまり早すぎると子宮の脆さから出血しやすくなったりしますので、できるだけ出産後1ヶ月を過ぎてからの手術をお勧めしています。 

https://www.hikarigaoka.net/staffblog/post-349/

メス猫の避妊手術で手術創の大きさが病院によって違う理由とは?

https://www.hikarigaoka.net/staffblog/post-131/

血管を縫合する縫合糸はどんなものを使用するのか?

https://www.hikarigaoka.net/staffblog/post-92/

猫避妊をせずに…知っておかないと後悔する3つのこと。

https://www.hikarigaoka.net/staffblog/post-41/

猫を去勢しないとどうなる? 知っておくべき4つのこと。

https://www.hikarigaoka.net/staffblog/post-278/

 

猫の貧血

貧血は、その原因によって、大きく3つに分けられます。

失血性貧血:体から大量の血液が失われた場合
ケガによる出血、止血異常、消化管潰瘍や腫瘍からの出血、ノミなど吸血性昆虫の大量寄生など。
出血量が多いと急激に血圧が下がりショック状態に陥ることもあります。

 

貧血性貧血:体内で赤血球が破壊された場合
タマネギ中毒などの中毒、免疫系の病気、ヘモバルトネラなどの寄生虫など。

 

非再生性貧血:新しい赤血球を作れなくなった場合
慢性腎不全による造血ホルモン不足、骨髄の病気、猫白血病や猫エイズなどの感染症、栄養不良(主に鉄分不足)など。

猫のトイレ

●理想のトイレ
★猫の体長の1.5倍の大きさがある
★屋根がないオープン型
★鉱物系の砂
★砂は大粒よりも小粒
★トイレの数は飼育頭数+1個
★生活音が少ない場所に設置する
★清潔なトイレを保つ

家庭環境や猫の性格などによって、これらが全てという訳ではありません。
もし、トイレを気に入らないという行動を見かけたらその子の好みを知り、
トイレ環境を改善してあげて下さい。

 

http://www.hidamari-hosp.com/postcase/%e7%8c%ab%e3%81%ae%e3%83%88%e3%82%a4%e3%83%ac/

ウールサッキング

段ボールを食べてしまうので、猫草を置きました。でもまだ食べるので、繊維質の多いフードに変えたら、だいぶ減りました。食事量が足りなかったのかな…

 

http://www.hidamari-hosp.com/postcase/%e3%82%a6%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%82%b5%e3%83%83%e3%82%ad%e3%83%b3%e3%82%b0/