3大栄養素とその役割:基礎編と機能編
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpan/23/2/23_88/_pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpan/25/1/25_26/_pdf/-char/ja
・我々の体は蛋白質と脂質から出来ているのに、
すべての代謝現象を制御するのは糖に対して反応する「インスリン」である。
これは非常に不思議な事
・猫はほぼ完全な動物食性(動物を主食にしている)だけど(栄養不均衡を植物で補ったとしても)、基本的には蛋白質と脂質に栄養依存しているはずですが、やはりインスリンの制御を受けている。だから、糖質を蔑ろにしてはいけない。
(確かに、猫も糖尿病になってインスリンで治療する)
・アミノ酸は機能があるからそれを飲めばいいという事ではなく「バランス」が大事!
素人考えでサプリは飲んではいけない!!!専門家の元で。
・リービッヒの樽、ドネルベックの桶
動物には動物の、植物には植物の、適したアミノ酸バランスが存在する。
植物にはLysが少ないから、その他のアミノ酸も捨てることになり腎臓に負担がかかる
毒性を持ってしまうアミノ基はHが1個つくとアンモニア(NH₂⇒NH₃)
場合によってはpHに影響して結石が出来てしまう。
・動物の蛋白質栄養価値はアミノ酸に支配されている。だから、多くの動物で蛋白質の要求量以上に「アミノ酸」の要求量が重要視されている。
・肉食動物は肉食だけでは高たんぱくすぎる!
(そう言えば、猫は高蛋白のフードよりある程度の蛋白量の方が体調がよかったりする)
・小型の草食動物は甘いものをあげると簡単に糖尿病になる。(牛は大丈夫)
・炭水化物(糖質)は多いときはインスリンで脂肪にかえて貯蔵する。
・炭水化物(低血糖)が少ない時は、蛋白質からアミノ酸を遊離して代謝して糖をつくる。一方で、アミノ基を外せば脂肪酸となる。
・蛋白質は炭水化物にも脂肪にもなれる。しかし、どちらになるにしてもN(窒素)を外さなければならなく、エネルギーを無駄に使う。また、N(窒素)を持っているのは蛋白質だけなので、炭水化物や脂肪からは作れない。
・蛋白質は遺伝情報、体の構造、非常に重要なことを担っていて、他の栄養素とは違う扱いになる。
・3大栄養素の不均衡が起きてくると、エネルギーが足りていても、ビタミン不足が起きてくる。ビタミンBが足りないよ。と言う話が出た時、単純にビタミン不足ではなく、本質はこの3つの不均衡が起きていることが多い!
・3大栄養素のバランスが大事で、そのあとビタミン
・全エネルギーのうち、蛋白質はどれだけか?1kcalの蛋白質はどれだけか?
・栄養素:動物が生きるために外から取り入れなければならないもの
脂肪 ―
蛋白質 ― 3大栄養素
炭水化物 ―
ミネラル
ビタミン