tama’s diary

慢性腎臓病の猫の治療記録

熱中症

熱中症の疑いがある場合、早急に体温を下げる必要があります。

①エアコンのあるところなら、エアコンを18度(出来るだけ低く)にして、体に霧吹きする。
 なければ、とにかく体に水をかける。
 お腹を冷やした方がいいので布団の上などではなく、床の上がいい。

②扇風機、なければ、うちわ、板等、なんでもいいので、風を体に向けて送る。
 人が風呂上りに扇風機の前にいると、汗が引いて涼しく感じる(気化熱で体温を下げる)要領です。

③嘔吐がなく、自力で水を飲むようなら、十分与えます。

③その後、ペットの状況によって動物病院を受診してください。

《その他注意事項》
※氷を入れた水風呂などは、末梢の血管を縮めすぎてしまい、熱の放散を妨げることがあります。
 まずは①~④の方法を試しながら、同時に動物病院の指示を仰いで下さい。
熱中症は、重症化すると、高温の血液により血管の内側がダメージを受けます。
 このダメージが原因で、後から重篤な症状が出る場合が少なくありません。
 体温が下がった後も、数日は、散歩をやめたり、暑いところには置かないなど
 「涼しく、安静に」を徹底して下さい。
※昨年までは21~22℃を推奨していましたが、下げました。20℃
 ひと昔前とは違い、現在の住居は高気密で、日当たりがいい部屋などは
 エアコンを付けていても、壁からの輻射熱で室温が下がらない事が多いようです。

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