猫の眼疾患によく使われるゲンタマイシン点眼薬はアミノグリコシド系で、用法用量を守らないと、血中濃度が高くなり、腎毒性を発症する。
(事実、うちの猫はショックに陥った)
長期に使用することは止めた方がいい。
「近年高齢化や CKD 患者の増加などの要因もあり,抗菌薬投与による腎障害が重要な問題になりつつある。
特に,アミノグリコシド系抗菌薬,グリコペプチド系薬(バンコマイシン塩酸塩)による腎障害が重要である。CKD 患者への抗菌薬投与時には,腎機能に応じて投与量の減量または投与間隔の延長による調節を行う。
アミノグリコシド系抗菌薬やバンコマイシン塩酸塩による腎障害は濃度依存的と考えられる。」
https://cdn.jsn.or.jp/academicinfo/report/CKD-guideline2016.pdf