tama’s diary

慢性腎臓病の猫の治療記録

低体温 寒い所に行きたがる

体が一定以上冷えてしまうと外気温との差から脳が誤認してしまい相対的に暑く感じてしまいます。
ちょうど熱が出た時に寒く感じる事の逆の原理です。
哺乳類は体温と気温の差が小さいと暑く感じ、差が大きいと寒く感じるのです。

亡くなる前の猫は、循環が悪くなり低体温になります。低体温になると暑く感じて、冷たい場所に行きたがります。
冷たい床に寝そべりたがりますが、それを許すとさらに低体温になり危険です。
冷たい所に行けないように工夫してください。

外で暮らす猫であれば道路の側溝や空き家など、室内飼いの猫の場合は押入れの奥やベッドの下など、暗くて寒い(涼しい)場所に身を隠してじっとしています。

自分の身に起こっている不快感や苦しみから、猫なりに何とかして逃れようと取る行動なのかもしれません。

また亡くなる直前は意識が消失し、浅い呼吸・深い呼吸・呼吸停止のサイクルを数十秒から数分間隔で繰り返す『チェーンストークス呼吸』という呼吸になります。

https://article.yahoo.co.jp/detail/243b4345b7112c15fcd4520341f57fe821626050

低カリウム血症

カリウムの投与は慎重に!!

症状と徴候
軽度の低カリウム血症(血清カリウム濃度3~3.5mEq/L)で症状が現れることはまれである。血清カリウム濃度が3mEq/L未満になると一般に筋力低下が生じ,麻痺や呼吸不全に至ることもある。その他の筋肉の機能障害として,痙攣,線維束性収縮,麻痺性イレウス,低換気,低血圧,テタニー,横紋筋融解症などがある。持続性の低カリウム血症では腎濃縮能が障害され二次性多飲症を伴う多尿症が生じる。

https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB/10-%E5%86%85%E5%88%86%E6%B3%8C%E7%96%BE%E6%82%A3%E3%81%A8%E4%BB%A3%E8%AC%9D%E6%80%A7%E7%96%BE%E6%82%A3/%E9%9B%BB%E8%A7%A3%E8%B3%AA%E9%9A%9C%E5%AE%B3/%E4%BD%8E%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0%E8%A1%80%E7%97%87

 

腎血管性高血圧症ではしばしば低カリウム血症をきたします。

進行すると、足のまひから歩行困難、起立困難となり、入院が必要になる例もあります。

軽度の低カリウム血症なら、カリウムを含む内服薬を使用し、中等度から重症の低カリウム血症には塩化カリウムを含んだ輸液を点滴します。原因疾患によって対症療法も変わり、治療後にカリウムが高くなり過ぎないよう注意しながら補正を行います。軽症ならサプリメントの服用で改善することがありますが、他の疾患や薬が原因である場合は注意が必要です。

ただし、腎臓に持病のある方は、カリウムの取り過ぎは厳禁です。特に高齢になると腎機能が低下してきますから、医師からカリウム摂取量の指導を受けている方は制限食を守るようにしてください。

https://doctorsfile.jp/medication/462/

動画

https://www.youtube.com/watch?v=_BhbLc7bMQU

極めるシリーズ 講義編

https://www.youtube.com/watch?v=BUL8IfMZAOw

ミルサー(ミキサー)

岩谷のクラッシュミルサーを使って、トロトロにしています。

https://www.iwatani.co.jp/jpn/consumer/products/millser/ifm-cr22g/

クラッシュミルサーの上位モデルにサイレントミルサーがあります。こちらの方がお勧めです。

https://www.iwatani.co.jp/jpn/consumer/products/millser/ifm-s30g/

ゴムパッキンも歯も外すことが出来るので、毎回外して洗ってください。

ゴムパッキンはきちんとはめないと歯に絡まり伸びてしまいます。そしたら潔く新品を購入してください(¥200)

また、2年ぐらい使っているとゴムが劣化してきて(少しグレーがかってきます)黒いのがポロポロ出てくるので、その時も交換してください。

https://www.iwatani.co.jp/jpn/consumer/products/millser/howto/clean/mikisa-

皮下点滴 補液

江東区 ZEROどうぶつクリニックのブログから⇩

https://ameblo.jp/inuvetneko/entry-12238395243.html

・皮下点滴1回に入れる量はどれくらいが良いですか?

自宅で皮下点滴をされている方からよく受ける質問です。

ネコさん(体重3~4kg)では75~125mlくらい、

トイプードル 犬の場合は小型犬で50~100mlくらいで指示を受ける事が多いと思います。

・色々な要素を考えて、皮下点滴の量や頻度を考えます。

 動物の体重
 脱水の程度
 貧血の程度
 高血圧の有無 などなど
皮下点滴とほぼ同じ意味で「補液」と言いますが、脱水している体液を点滴で"補う"というのが本来の目的です。

脱水の程度を計算しながら、"補"液する量を決めるのが、理にかなった方法だと思います。

皮下点滴は脱水を緩和させるあくまでも補助的な手段で、可能な限り、飲水や食べ物で水分を摂ってほしいものです。

補水フードも販売されています。食べる点滴といったイメージ。「ベッツセレクション 脱水ケア ゲル 犬猫用 360g(15g×3パック×8袋)」ゲル状のイメージとしてはinゼリー的な・・・。

【まとめ】

皮下点滴1回に入れる量は、○○mlが正解という数字はなく、その子その子の脱水の程度によって決める。 
軽度な脱水の子に、機械的にどんどん補液をすると、「肺水腫」や「高血圧」を引き起こすことがある。
補液よりも、口から水分を摂取する方がずっと大事。脱水してなければ、皮下点滴は不要です。

皮下点滴は"点滴"という名称から、栄養を入れていると思われていることがありますが、水分の補給(=補液)であって、栄養は食べ物を口から入れなければ身体に入りません。

 

・在宅皮下点滴(猫)の「これでいいの?」が解決できると、メリットがいっぱい

https://nekodoctor222.com/2021/08/04/subcutaneous-intravenous-at-home-cat/

・在宅での皮下点滴、3大メリット
 通院ストレスが減らせる
 費用が抑えられる
 治療・ケアに参加できる
 

『慢性腎臓病の猫さんを動物病院に連れていく』

ホントに気が重くなるハードルです。キャリーケースに入れて、待合室で待って、診察台に乗せて、検査、注射、お会計、帰宅後は人間の方がぐったり…。年に数回ならまだ耐えられますが、週に2回、3回が義務になってしまうと、ココロ折れそうになってしまいます。 

最初の数週間は、しっかり通院での治療が必要になると思いますが、病状が安定してくれば、お家でのケアができれば良いなと思います。猫さんの通院ストレスが減らせて、ほとんどの場合、費用が通院よりも抑えられます。何より『飼い主さんご自身がケアしてあげられる』というのが最大のメリットです。

・点滴の量はこれでいいの? 1回量は? 頻度は?
猫さんの場合:ほとんどの場合、1回の輸液量は50~150ml

慢性腎臓病での皮下点滴の目的は、『脱水の改善・緩和』です。脱水を改善させる量は、その子その子で違います。客観的に"計算"するには脱水量の判断が必要です。

脱水具合が強いと、補充する輸液量も多くしたいですが、脱水の程度がひどい子ほど、1回の輸液を吸収する能力が落ちています。

・【ココロ折れそう…】猫さんが暴れるんですけど・・・

ポイント:診察室で皮下点滴のやり方を撮影させてもらいましょう。

コツは・・・素早く行う。押さえ過ぎず、猫のペースに合わせる。イメージトレーニングをしましょう。

・在宅で猫の皮下点滴~暴れてしまうときの対処法~

https://nekodoctor222.com/2021/07/28/subcutaneous-intravenous-trouble/

・★液漏れ・逆流★ ~トラブルシューティング
お家でのケアでは、色々なトラブルに遭遇します。その際に、大事なことは「まずは落ち着く」事です。手術のような、やり直しの利かないことではありません。点滴液が漏れたり、目標の半分しか入らなかったり、思い通りにならないことが、時には起こると思いますが、まずは「落ち着いて」無理せず、やり直すことで解決することがほとんどです。

https://ameblo.jp/canchan0321/entry-12620806892.html

・皮下点滴の頻度と、1回量の計算方法
皮下点滴で補充する量は、脱水(不足)している水分量です。

・1日量の計算(脱水は何%?)
「在宅で皮下点滴をしましょう」という状態は、10%以下の脱水と考えられます。基準を5%で計算すれば良いと思います。


体重3kgの猫さんの場合、5%脱水(不足している)であれば、体液の不足量は、3000x0.05=150ml となります。

脱水が緩和されたなと感じたら、脱水3%で計算して、3000x0.03=90mlになりますし、ちょっと脱水が進んでいる様子でしたら、脱水が8%で計算して、3000x0.08=240ml となります。

・1回の輸液量は?どれくらい?
皮下点滴は、血管に直接入れないので、身体全体の「循環状態」が効果に影響します。

脱水具合が強いと、補充する輸液量も多くしたいですが、脱水の程度がひどい子ほど、その輸液を吸収する能力が落ちています。

脱水がひどい子ほど輸液量は必要⇒ただし、1回の量は減らした方が身体の負担は軽減
混和された薬剤も、1回の輸液量が少ない方が早く吸収される
1回の輸液量は150ml以下で負担なく行う⇒1日に200ml必要なら、100mlx2回に分ける

・点滴液は何時間くらいで吸収されるの?

1回の点滴量が100ml程度でしたら、3~6時間ほどで吸収されます。12時間後にまだ前回の点滴液が残っている場合は、輸液量が多すぎるか、血流の循環を悪化させている別の原因があるかもしれません。

・皮下点滴は毎日やらないと意味がないですか?

皮下点滴は必ずしも毎日必要ではないかもしれません。必要かどうかは、脱水しているかどうか?なので、1回の皮下点滴で、数日間必要ない子もいます。

・猫の在宅皮下点滴で起こりえる副作用:肺水腫、高血圧、貧血、水中毒、皮下気腫、膿瘍

腎臓病だけど脱水していない猫さんに、機械的に皮下点滴をしていると、血管の中の水分量が増えて、高血圧や肺水腫を引き起こすことも考えられます。

皮下点滴をしたら息が早い・呼吸がしんどそうな場合は、点滴量・頻度が多いかもしれません。

https://nekodoctor222.com/2021/07/16/subcutaneous-intravenous-side-effects/

便秘していませんか?
高齢ネコさんでは、便秘の相談が多い傾向があります。腎臓病から便秘している子は、痩せていて、フケっぽく、毛づやが悪いといった特徴があります。根本的な原因は、「脱水」の場合が多いです。便秘の予防、改善にも十分な水分補給をおすすめします。


例えば…「ハッピーダイニング 脚付ウォーターボウル シリコン付き 猫柄 猫壱」「ベッツセレクション 脱水ケア ゲル 犬猫用 360g(15g×3パック×8袋)」

 

 

 

 

猫の平熱 37.7~39.2℃

体温調節中枢には「セットポイント」(平熱)と呼ばれる温度が生まれつきあり、人間の場合は36.5~37.5℃、子猫では出生時で34.7~37.2℃、生後1週間で36.1~37.8℃に保たれています。また1歳を超えた成猫の平熱は人間よりもやや高く、深部体温で37.7~39.2℃です。こうした体温差があるため、猫を抱っこするとぽかぽかと温かく感じます。

https://www.konekono-heya.com/karada/body_temperature.html

痙攣 ひきつけ 失神発作

「EPARKペットライフ」

https://petlife.asia/column/cat/cat-health82.html

・病気
腎臓や肝臓の疾患が原因で、けいれんなどが起きてしまうことがあります。

てんかん
ひきつけやけいれんで多いのは、てんかんによる発作です。
てんかんは、脳の神経に問題が起きて突発的に発作が起きます。
・腫瘍
脳に腫瘍が出来てしまっている場合、腫瘍が段々と大きくなった時に、神経を圧迫したり、脳の腫れ(浮腫)を起こしている事も考えられます。

・先天的な異常
小さい猫の場合、生まれつき何か脳に異常があったという可能性もあります。

「猫のけいれんの原因とは?」PS保険

https://pshoken.co.jp/note_cat/cat_symptom/case015.html

 

「猫の痙攣(けいれん)」価格.com 保険

https://hoken.kakaku.com/pet/cat_injuries/convulsions/

 

「SIPPO」

https://sippo.asahi.com/symptoms/2016020200026.html

意識を失う
 突発的または発作的に、急に不快になって倒れてしまう一過性の意識障害を失神といいます。

 脳の活動には、酸素やグルコースぶどう糖)が必要です。何らかの原因で脳の血流が急激に減少したり一時的な停止が起こると、意識が消失して筋肉の緊張が低下し、脱力状態になり失神するわけです。

 

「心臓メディカルクリニック」

https://otsuka-ah.jp/report/%e5%a4%b1%e7%a5%9e%e3%83%bb%e7%99%ba%e4%bd%9c/